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今月のイチオシ 大人気!なめらか「いちごクリーム」のお酒
〜 グライツァー "エルドベア ザーネ" 〜

1月です。この時期のオススメとして「イチゴ」があります。12月〜3月頃まで「イチゴ」の需要期と云われ、この時期が最も多く流通するようです。
いちごは、ビタミンCが豊富である他に、抗酸化物質として知られるポリフェノールの一種であるアントシアニンを含みます。また、キシリトールも豊富に含まれています。

さて、この時期「イチゴ」を使用したカクテルやオリジナル・カクテルなどを提供されているお店も多い事でしょう。
そこで、今月はドイツのクリーム系リキュールで有名な“グライツァー”から、イチゴと新鮮な生クリーム配合の『エルドベアザーネ』をご紹介します。
寒いこの季節にオススメなホットでの飲み方として、熱々のミルクで割って「ホットいちごミルク」でホッとくつろいでください。ご自宅で簡単に出来るカクテルとしてオススメです。

イチゴは英語でストロベリー。イチゴの栽培が苗の周りにStraw(藁)を敷くので、berry(ベリー、食用小果実)と合わさってストロベリーとなった様ですが、日本語では、1〜5月に収穫されたのでイチゴ、日本書紀に記されている「伊致寐姑(いちびこ)」から、など他にも所説あり、漢字で「苺」と書かれるのは、ひとつの株から多くの実が成り、子株を生み出すから“母“であり、草冠+母となったと云われています。

グライツァー エルドベア ザーネ
新鮮な「イチゴ」と生クリームをベースにした新しいスタイルのリキュール。マイルドな口当たりで、ミルクで割って簡単に、ほんのり甘酸っぱい「いちごミルク」の美味しいカクテルがお楽しみ頂けます。

"いちご" って果物?野菜?

「いちご」は"バラ目バラ科イチゴ属"に属する多年草の一種です。ところで、「いちご」は果実?野菜?どちらに該当するのかご存知ですか?
一般的に人気の高い果物として扱われていますが、メロンや西瓜と同様に植物学的には"野菜"なのです。なぜかと言いますと、日本では果物は木になるもので、畑でできる草本性の植物は野菜なのです。
しかし、販売されているのは八百屋さんというよりも果物屋さんですね。スーパーの売り場でも、野菜というより果物として扱われています。つまり流通上は果物として取り扱われており、時に野菜として扱われているかと思えば、果物として扱われている場合もあり、現在の日本ではハッキリと決まっていないようなのです。ご存知でしたか?
ちなみに、海外では一般的に野菜ではなく果物として考えられているようです。

日本の "いちご" のルーツと栽培

イチゴの歴史への登場は古く、石器時代から人類はイチゴを食料とされていた様です。昔のイチゴは粒が小さく、南北のアメリカ大陸から野生のイチゴが欧州に伝わり、オランダでそれら(バージニア苺とチリ苺)が交配され、今のような粒の大きさのイチゴ(オランダイチゴ)が誕生し、作物として栽培が始まりましたが、それは未だ200年前のことです。
日本で本格的に栽培されたのは明治初期からといわれ、現在では年間約15万9千トン生産されており、県別収穫量は、1位:栃木(25,100t/約15.8%)、2位:福岡(15,600t/約9.8%)、3位:熊本(10,200t/約6.4%)の順位になります。
<平成28年度統計より ※()内の%は総生産量に対しての割合です>

日本では50年連続で栃木県が生産量1位(約2万5千トンで全体の約15.8%)を誇りますが、全国的にはあまり浸透していない様で、栃木県が2018年に1月15日を「いちご王国 栃木の日」として「いちご県」をPR始めました。