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秋の味覚!ちょっと大人な「洋梨のブランデー」
シュペヒト ウィリアムス・クリストビルネ
(2021/9/1)

9月です。暦の上では既に秋となりました。上旬などは残暑がまだ時折厳しい日もありますが「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通り、少しずつ「秋」を感じてくる月ではないでしょうか。
秋は、食欲の秋、読書の秋、運動の秋など色々な形容詞が用いられますが、やはり「食」を楽しみにしておられる方が多いのではないのでしょうか。秋の味覚は多々ありますが、果実も旬を迎えるものが多く存在します。そのひとつに「洋ナシ(西洋梨)」があります。種類によって違いますが、大体9月〜11月が旬な様です。

さて、そこで今月は旬の果実「洋ナシ」のお酒をドイツのフルーツブランデーの名門シュペヒト社からリリースされている“ウィリアムス・クリストビルネ”をご紹介いたします。
*ビルネ(Birne)とはドイツ語で梨の意。仏語ではポワール(Poire)
洋ナシと云うと、日本ではフランス生まれのラ・フランスが食用で有名ですが、ウィリアム種は、缶詰、製菓用酒やブランデー(ボトルに実が入ったものが有名)等への用途が多い品種です。
洋ナシのブランデーは、フルーツブランデーでは、チェリーが原料のキルシュヴァッサー(仏では(オー・ド・ヴィー・ド・)キルシュ)と並んでポピュラーな存在です。

シュペヒト ウィリアムス・クリストビルネの持つ洋ナシの芳しい果実香と上品な風味はまさに「秋」を彩る高級フルーツブランデーです。

〜 フルーツブランデーとは? 〜

一般的に「ブランデー」と云うと「ぶどう」を原料に造られた蒸留酒ですが、「ぶどう」以外の他のフルーツを原料とするブランデーを『フルーツブランデー』と呼びます。
代表的なものですと、チェリー、洋ナシ、プラムなど、そしてアップルは特にフランス産が有名です。
“シュペヒト”からは、ウィリアムス・クリストビルネ(洋ナシ)の他に、
・キルシュヴァッサー(さくらんぼ)
・ミラベレンヴァッサーレ(黄すもも)
・スリヴォヴィッツ(紫すもも)
・ツヴェッチェゲンヴァッサー(紫すもも)
のラインナップがございます。
また、製法の違いからフルーツブランデー(ヴァッサー)ではなく、スピリッツ(ガイスト)に該当する
・ヴァルト ヒンベアガイスト(木イチゴ)
・アプリコーゼンガイスト(あんず)
もございます。

※スリヴォヴィッツとツヴェッチュゲンヴァッサーの違い、「ヴァッサーとガイスト」につきましては、シュペヒト・ブランドのカタログページ(ダウンロード)に掲載されています。

〜 西洋梨(ナシ)のウンチク 〜

洋ナシ(西洋梨)は、もともと西アジア、ヨーロッパ南部に自生していたといわれ、バラ科ナシ属の植物およびその果実で、その成分には色々な健康パワーが含まれています。和梨と同様に水分と食物繊維が多いので便秘改善や、カリウムも同様に含まれているので高血圧予防に効果があります。また、西洋梨にはフラボノールやアントシアニンなどのポリフェノールも含まれ、がん予防などにも効果が期待されています。

16世紀頃にはドイツやイギリスでは栽培が行われるようになっていたようです。ヨーロッパでは、その形状から「ビーナスの涙」とも云われ、かのマリー・アントワネットも大好物で、宮殿の庭で栽培し、妃自ら採取していたという逸話が残されています。また、真珠を英語でPearl(パール)と書きますが、これは洋ナシ(pear)が語源だとする説もあります。